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- 2021.06.29 Tuesday
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南相馬市在住のユハラです。
10月1日(土)〜2日(日)、広島県福山市、広島市でそれぞれ
イベントがあり、参加してきました。
そちらのイベントの様子は後程レポートさせて頂きますが、
イベントの合間に広島市内を案内して頂きましたので、
最初に紹介させて頂きます。
まず、広島平和記念資料館です。
修学旅行などで行かれた方も多いと思いますが、
僕の高校での修学旅行は京都だったので、
ここを初めて訪れたのはつい数年前のことです。
最後の核実験からの日数、24日。このリセットボタンを押す方は、
どんな気持ちで「0」にするんでしょう。本当に懲りないやつら。
昭和20年8月6日、世界で初めての原子爆弾による被害を受けた
広島の被爆の惨状を示す写真や被爆者の遺品などの資料が展示されています。
資料館は、過去の出来事だけでなく、現在の取り組みについても。
今回、心に残ったのが、今年の8月6日の子ども代表による
平和への誓い。
平和宣言と並んで掲示されています。
これを読むと、福島のことを文化祭で取り上げてくれた、
熊本県の大津北中学校や、山形県の鮭川中学校のことを
思い出します。
http://somakaeru.jugem.jp/?eid=147
これは8月26日の記事ですが、下の方に鮭川中学校の生徒さん作による、
「一瞬の未来」という詩です。
これを中学校の生徒さん全員で群読したのですが、
何と言いますか、本当に考えさせられます。
次に訪れたのが、2年前に土砂災害がおきた安佐南区の現場です。
近くの国道からの写真がこちらです。沢山の方が亡くなられました。
写真の中央に見えるのが、砂防ダム。
砂防ダムの下に見える緑色の帯状の部分がこちらの下の写真です。(安佐南区八木地区)
そして、ここから逆側(2枚上の写真をとった側)をみたところ。
写真の両側にあるのは県営住宅です。
災害当時の写真などをみると、このあたり一帯が泥に覆われていることが
わかります。
2日にイベントが開催されたアビエルトもここから近くで、
やはり、建物内には土砂が流れ込んできたそうです。
流石に、「土石流があったのは、この場所です」と言われないと
分からないくらいに、片付いています。
災害が及んだ範囲の広さ、災害の規模の大きさは
実際に足を運んで、初めて理解できたように思います。
という事で、次回はイベントについて書かせて頂きます。