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    今週末、広島へ

    • 2016.09.30 Friday
    • 00:11

    以前のブログにもちょっと書いたけど
    5月に相馬市で行われた
    プロジェクトMY LIFE IS MY MESSAGE主催の
    「ポレポレ方式復興応援ライブ全国大会」で知り合った
    広島市のカゼアシ、福山市のカフェ・ポレポレの手島裕さんに呼ばれ
    今週末、10月1日と2日、ガイガー柚原氏と広島に行ってくる。


    2011年、福島第一原発の事故が起きて
    南相馬市民が一斉に市外や県外に避難したとき
    「汚染されている人はこの避難所には入れません」という
    話をたくさん聞いた。
    同じ年の6月、避難先から南相馬市の高線量地域の
    自宅に戻った、とあるお母さんは
    「南相馬にもいたくないのに、
    避難してみたら転校先で子どもがいじめられた、
    日本には、もう私たちのいるところなんてないのよ、
    一体どこへ行ったらいいの!」とボクの目の前で泣き崩れた。

     

    原子力、放射能、汚染、被ばく、差別、偏見…。

     

    カゼアシの2人は
    「福島で起きたことは他人事ではない」と言ってくれた。
    ボクも広島や長崎にはシンパシーを感じている。


    ---------------------------------------------------------------

     

    今回、福山市でも広島市でも、
    プロジェクトMY LIFE IS MY MESSAGEの活動の一環として
    ポレポレ方式ライブと抱き合わせての
    ボクらのトークセッションを行います。

     

    このイベントに合わせた形で広島市のアビエルトでは
    カゼアシの2人がプレ・イベントとして
    去る9月18日に原発やプロジェクトMY LIFE IS MY MESSAGEの
    ムービー上映会を開いていただき
    福山市のポレポレではオーナーの手島裕さんが
    10月1日から8日までの期間限定で
    相馬・南相馬の写真展を店内で開いてくれます。

     

    みんな、いろいろと考えて行動している姿に頭が下がります。


    さらにさらに!広島チームの皆さんは、このイベントに合わせて
    素敵なチラシを作ってくれました!
    本当に感謝・感謝です!


    あー、愛が循環しているうぅ。
    気合い入れるぞー!


    お近くの方はぜひご来場ください。

     

     

    <東日本大震災復興応援ライブVol.68
    &相馬・南相馬について語る座談会>
    日 時 10月1日(土)19時〜
    場 所 カフェ・ポレポレ(福山市)
    入場料 無料
    *相馬・南相馬写真展を同時開催

     

     

    <Small Rockn' Time Vol.6>
    日 時 10月2日(日)17時〜
    場 所 cafe-teatro Abierto (広島市)
    入場料 無料


    タカノ

    岩手県岩泉町災害ボランティア(その3)

    • 2016.09.29 Thursday
    • 20:12

    南相馬市在住のユハラです。

     

    前回に続き、岩泉町の災害ボランティアの話です。

    初日の作業を終え、この日の宿は宮古市です。

    岩泉町からおよそ1時間20分。

     

    同じグループのリーダーに駐車場で話を聞いてみると、

    東日本大震災のボランティアで岩手に入り、

    広島の土砂災害にはいかなかったけど、

    熊本には3週間ボランティアに行ってきた、とか

    特別な事をしているというよりは、

    日常的な事として動いているようです。

    実はこの方は70代、自営業でいくら時間は融通がきくといっても

    この行動力には本当に頭がさがります。

     

    そんなことで、18時過ぎに宮古市のホテルに到着したものの、

    市街地から離れていたこともあり、外出する気力全くなし。

    翌日も8時30分から受付ですので、

    目標は6時30分朝食、7時出発。

    PA機材より重いものを持った事がない自分にとっては

    厳しい作業でした。恐らく使う筋肉が違うんでしょうね。

     

    で、翌朝。

    予定を15分遅らせながら行動開始(単に起きれませんでした)。

    岩泉町社会福祉協議会到着は8時30分をちょっと過ぎた時間。

    受付を済ませると、今日は12番というグループ。

    既に10組のボランティアが現場に向かっています。

    今日の作業内容は、既に土砂出しが終わったお宅での作業で、

    廃棄する家財の仕分けなどを行うとのこと。

    前日とは違う資材をピックアップし、

    今回は送迎付きで現場に向かいます。

     

    現場に到着すると、別なお手伝いの方も来ており、

    既に仕分けはほぼ終わり、

    家の周りに堆積した土砂の掻き出しをしています。

    自分たちは家主さんと相談し、家の中の細かい部分の清掃です。

     

    ・床下の構造がどうなっているかというと、

    基礎の上に土台となる柱があり、大引とか根太と呼ばれるものが敷かれています。

     

    床下.jpg

     

    土砂出しをするのには、床板をはがし、

    最初の方は大引や根太と呼ばれる板の上に乗って掻き出すようになります。

    当然、土砂と言っても粘土質の堆積物ですので、

    地面に降りたり柱に乗ったりと作業をしているうちに

    柱も汚れてしまいます。

    前日の作業では、床下の泥は出しても、

    自分たちで汚してしまった大引とか根太の部分までは

    綺麗にするところまでは出来ませんでした。

     

    自宅を再建する場合、土砂をだし、土台がどこまで使えるかを

    確認しながら工事に入ると思うのですが、素人考えで、

    可能であれば、現在使われている材料をそのまま使うというのが

    一番手っ取り早いと思われます。

    消毒はするものの、汚泥ですのできちんと落とさなければ、

    匂いも残ります。

     

    という事で、この日の僕の作業は、床下の柱や壁面の汚れを落とす作業。

    最初は、植栽べらで表面についた泥をこそぎ落とし、

    ほうきで掃くという作業の繰り返しでしたが、

    簡単には落ちません。

    隅の方には砂が入り込み、固まっています。

    同じ作業をしていた方と相談し、

    「たわし」がいいかなということになり社協に連絡し

    持ってきてもらいました。

     

    で、たわしを使ってからは作業の進み方が違います。

    木目がはっきり見えてきます。磨くことで柱に艶もでてきます。

    単なる自己満足かしれませんが、

    「汚れを落とす」というところから「柱を磨く」という

    域に達しています。

    最初の頃のたわしを使わなかったところも、再度たわしで磨き、

    細かい土も落とし、本日の作業は終了です。

     

    ここのお宅の方は、2階部分は大丈夫でしたので

    そこで生活をされていたとのことですが、

    1階部分は一部を除いて土足での出入りをしていたので

    作業に入る前の1階部分は泥だらけです。

    ※一部といっても、床板を剥がした上にコンパネを敷き、

    その上にブルーシートを敷いて、座れるようにしたスペースが1坪くらい。

     

    柱の1本1本、大引、根太の1本1本が綺麗になることで、

    工事が完了されるまでの期間、毎日目に入る景色も変わり、

    その事でちょっとでも気持ちが楽になれば嬉しいです。

     

    今回作業をした現場のすぐ前にも川が流れています。

    P1030892.JPG

    ・土手の上から撮影

    P1030894.JPG

    ・やはり、土手はそれほど高くありません。

    P1030898.JPG

    ・反対側です。やはり道路に土砂が流れ込んだ痕跡が見えます。

     

    今回作業をしたお宅の裏手には、すぐ山が迫っていて、清水が

    湧いている場所があります。水は豊富です。

    ※道具類の洗浄もその水場で行い、社協で消毒をし返却します。

    台風10号では、正面の川が氾濫して土砂が流れ込み、

    後ろの山からの水も出るでしょうから、全く逃げ場がありません。

     

    今回、2日間の作業を終え、町全体を見てみると、まだまだ人の手が必要です。

    宿泊する場所なども整備されつつありますし、

    道路も少しずつ良くなると思いますので、

    ボランティアに参加するのも少し楽になる思います。

    気になった方は、

    岩手県社会福祉協議会 http://www.iwate-shakyo.or.jp/

    岩泉町災害ボランティアセンター http://iwaizumi-shakyo.or.jp/?p=612 に

    問い合わせをしてみてください。

     

    岩手はあっという間に秋から冬と寒い時期に突入します。

    岩泉の方に一日も早く、平穏な日々が訪れることを願うばかりです。

     

    冬が来る前に、10月、もしくは11月にもう1度行ければいいのですが…。

    今回、2日間の走行距離、岩泉町から宿泊先の宮古市までの

    移動も含めて822km。何度行っても岩手県が大きい事を痛感します。

    しかしなんですね、ダッシュボードの埃が気になる。

    IMG_1773.JPG

    岩手県岩泉町災害ボランティア(その2)

    • 2016.09.28 Wednesday
    • 19:30

    南相馬市在住のユハラです。

     

    さて、前回に続き岩泉町での災害ボランティアの初日の話です。

    駐車場には7時を過ぎた頃から車が集まりだします。

    たまたま隣に駐車した方に話を聞き、

    8時過ぎに岩泉町社会福祉協議会へ移動。

    この方は僕が入ったグループのリーダーの方でした。

     

    初めてボランティアに入る方は登録が必要になりますが、

    そこには既に10人程度の行列が。

    定刻をちょっと過ぎた頃に、さくっと登録をし、

    今度は隣の列に並び、グループ分けです。

    この2日間は、民家での土砂出しがメインで、

    ボランティアをさせて頂く側がやりたい作業を

    選べる訳ではありません。強制的に振り分けられます。

    名簿に名前を書いた順番にグループをつくっていき、

    次に建物裏手に集められ社協スタッフによるオリエンテーションです。

    作業の場所、内容等の他に、作業上の注意点や、住民の方との接し方など

    短時間で的確に指示がでます。

     

    基本的にグループは6人体制で、僕が所属したグループは、

    社協から1km弱、歩いて行ける場所です。

    出発前にグループごとにリーダーから説明を受けるのですが、

    住民の方からのニーズとその作業の進捗状況、

    そして、これまでの作業経験から必要と思われる資材を

    ピックアップし、現場へ向かいます。

    持っていくのは、一輪車、スコップ、バケツ、土嚢袋など。

    その他にも個人の荷物で飲み物や昼食などもあります。

     

    社協のある場所は、地理的には比較的高い場所で、

    台風の影響が直接見える部分はないのですが、

    現場に近づくにつれて、土砂に覆われた道路や、

    その土砂を路肩に積みあげたもの、

    浸水により使えなくなった家具や電化製品など

    積みあげられたものが一気に目に入ってきます。

    平成23年3月の東日本大震災の津波により被災した

    あの時の町の様子を思い出されます。

    やはり匂いもあの時と同じです。

     

    この日の作業は、家の大部分の土砂出しは

    しているということで、建物の奥の方の土砂出し。

    もしかして午前中で作業が終わり、別の現場に移動するかも、

    ということで始めましたが、

    実際にやってみると、土砂というよりは粘土質で、

    まだ乾いていないため、思うように作業は進みません。

    バケツに土嚢袋をはめて、そこに入れていくのですが、

    こんなにも土砂が流れ込んでいるの?と驚くほどです。

     

    休憩の取り方などはグループのリーダーに任されているのですが、

    この日は、20分作業をし、10分休憩というサイクル。

    当日の気温や作業内容からすると、

    何日間か継続して作業を行うためには、このように無理のない

    ペースと言うのは大切かもしれません。

    聞いた話では、元自衛官の方がリーダーになった場所では

    休憩があまりなく、相当きつかったということです。

    今回も決して短期間のボランティアで済まされないでしょうから、

    継続して、沢山の方に来てもらうためにも必要なことと思われます。

     

    作業を行った周辺です。近くに川が流れています。(昼休みに撮影)

     

    P1030871.JPG

    ・氾濫した小本川です。橋の上から下流方向です。

     

     

    P1030872.JPG

    ・こちらは上流方向。川が合流していますが、右側は、龍泉洞からの流れです。

    こちらは、2,3日で水が澄んできたそうです。

     

    P1030876.JPG

    ・写真をとった橋ですが、実はこのようになっています。上の2枚の写真で、

    どの位まで水位が上がったか想像してください。

     

    作業は、午前、午後ほぼ同じ作業ですが、

    床板をはがしてみると、土砂出しが終わったと思っていた

    場所の土砂出しされていなかったり、

    もう少し、土砂を取り除いた方がいいかな、

    という場所もみつかり、作業を進め、

    午後3時までの作業はあっという間に終了です。

    この日は、家の持ち主の方が高齢の方で避難所にいるため、

    直接お話をすることはなかったのですが、

    6人がかりでやっと家の一部の土砂を出した位ですので、

    家の方がそれぞれ作業を行ったら何日かかるでしょう。

     

    終了後は、現場近くで道具を洗い、社協に戻るのですが、

    作業で疲れた体に鞭打ち、登り坂を一輪車を押して上ります。

    実はこれが一番きつかったかもしれません。

     

    この日は、宮古市に宿をとっていたため、岩泉町から宮古市に移動です。

    途中に、被災したホームセンター、道の駅、野球場があります。

     

    IMG_1745.JPG

    ・ライトスタンド側、観客席、グランド一面に土砂が流れ込んでいます。

     

    宮古まで向かう川沿いの道を走ると、堤防の高さが想像以上に低かったり、

    あまり今まで川が氾濫するということがなかったのかな、ということが想像できます。

    そして今回の岩泉町のボランティアについては、最初の頃は

    振り分けなどに時間がかるなど、問題があったということも聞きます。

    が、それはそれとして、必要があれば誰かが行くしかないのかなと。

     

    ということで、翌日の作業についてはその3に続きます。

    岩手県岩泉町災害ボランティア(その1)

    • 2016.09.28 Wednesday
    • 19:06

    南相馬市在住のユハラです。

     

    仕事がちょっと落ち着いた先週末、漸くですが

    台風10号で大変な被害を受けた岩手県岩泉町に

    災害ボランティアとして入らせて頂きました。

     

    岩泉町の現在の様子を少しでも知って頂ければと思い、

    記録として書かせて頂きます。

     

    そもそも、岩泉町に行こうと思ったきっかけですが、

    NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が好きだったので、

    2年前、ロケ地である久慈市に遊びに行きました。

    その帰り道、岩泉町にある「龍泉洞」という鍾乳洞に行ったのですが、

    今回の台風で、そこから水が溢れ出ている写真を見て、

    絶句してしまいました。

    高齢者施設が水害に巻き込まれて死者が出ているという

    ニュースも流れていました。

     

    もう一つ気になったのが、

    ボランティアを必要とする住民の方からのニーズに対する完了件数が

    久慈市や宮古市に比べ低いというところ。

    こちらの岩手県社会福祉協議会のページに記載されています。

    http://www.iwate-shakyo.or.jp/

    いずれにせよ、人手が必要であればということで

    行く方向で、気持ちが動き始めました。

    きっかけなんて些細なものです。

    行った事がある場所が大変だからちょっと行ってみようと。

     

    知人が単独で17日からボランティアに入っていたので、

    最新の状況を聞いてみると、休日は人が集まるものの、

    ボランティアはまだまだ必要ということで

    岩泉行きを正式に決定。これが23日の午後のこと。

    ここからボランティア保険加入の手続きをしたり、

    軽めのスコップ(重要です)を買いにいったり(宿は手配済み)。

     

    ボランティアの受付は午前8時30分からですが、

    初めてボランティアに入る場合、最初に登録が必要になります。

    この受付時間に間に合わせるために、

    何時に家をでればいいのか調べてみると、

    実に南相馬市から岩泉町までは5時間とか6時間とか出てきます。

    初めて行く場所ではないとはいえ、何があるのかわからないので、

    午前0時に南相馬市出発。休憩を入れつつ、3時間で盛岡には到着。

     

    高速をおりて、問題はここからです。

    前は逆方向で岩泉から盛岡方面でしたが、

    山の中の1本道で、そんなにいい道路でもなく、

    遅い車があると込み合って、

    盛岡まで結構な時間がかかった記憶があります。

    距離にして盛岡市から約80km。

     

    IMG_1762.JPG

    ・これは25日、盛岡へ向かう国道455線。川の近くだと、土砂が流れてきて片付けた痕跡が。

     

    IMG_1764.JPG

    ・同じく盛岡への道。ところどころで片側交互通行になります。

     

    が、さすがにこの時間なので、車は少なく、

    対向車もほぼない状態で岩泉町へ。

    明るくなってくると、いびつな形をした河川が

    うっすらと見えてきたり、片側交互通行の場所もでてきます。

    それでもほぼ予定通り、岩泉町の中心部に到着。

    最初に聞いておいたボランティア用の駐車場に車を入れ、

    そこで仮眠。

     

    ということで、初日のボランティアについては、その2に続きます。

    【お知らせ】バックナンバー更新しました。

    • 2016.09.26 Monday
    • 23:58
    23号のバックナンバーをアップしました。
    九州の被災地のみなさんへ思いをぎゅっと詰め込んだ号となってます。
    一人でも多くの方へ届きますように。

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