こんばんは。
南相馬市在住のユハラです。こちらのブログでの投稿は初めてです。
4月14日から続く熊本地震で被災した皆さま、
まだまだ不安な状況で過ごさざるを得ない
皆さまにお見舞い申し上げます。
僕たちが経験した東日本大震災は、
津波の被害、原子力発電所事故などが重なり、
かつて誰も経験をしたことが無いような災害ではありましたが、
今回の熊本で起きている余震の回数、その規模などは、
5年前の震災をはるかに超えるものであり、一日も早く、
穏やかな暮らしを取り戻せるよう願わずにはいられません。
かえる新聞をつくることで、全国に沢山の知り合いが出来ました。
毎回新聞をお送りするだけでなく、何かの機会に直接お会いしたり、
マイライフの活動を通して知り合ったりという方も数多くいます。
僕が今こうしてブログを書いていられるのも、
全国の皆さんから応援を受けて
震災を乗り越えてきたからにすぎません。
こちらを常に心配してくださり、
報道されることがほとんどなくなった現地の様子を常に
気にかけてくださる方がいることが本当に励みになっていました。
そして残念な事に、そういった我々を応援してくれていた方が、
今回の大津町や熊本市内で被災しています。
大津町内で仕事をしている方からは、
自宅が全壊し、避難所で生活を余儀なくされている子どもが沢山いること、
また、自宅は大丈夫でも余震が多く、
自宅での生活に不安が残る方が多いという事を聞いております。
色々不足しているものもあるとのことですが、
何らかの物資を送ろうと考えている方も多いと考えられますし、
交通事情、物流を考えると、必要なものが必要な時に手に入るように、
というのは、今の段階では非常に困難であると思われます。
送られてきた物資の仕分けなどでも相当のマンパワーが必要ですが、
ボランティアの受け入れが出来ない状態では物資の受け入れそのものが
自治体の負担になるとも考えられます。
昨日、今日と現地と確認をとり、その状況から判断するに
お店があり、ものがあるとすれば、今必要なものは
本当に必要なものを購入するための資金だろうと。
この状況ももしかすると、すぐ変わるかもしれませんが。
そこで、そうまかえる新聞では、スタッフで相談した結果、
次のとおり決定いたしました。
● 今回の熊本地震において、そうまかえる新聞では大津町をはじめ
今まで新聞の発行でお世話になった方々を応援します。
● 今まで新聞の発行のための経費として
全国の皆さまからお預かりした寄付金から、
当面の生活に必要な物資を購入するための
経費として寄付をさせて頂きます。
● そうまかえる新聞で募金を集めます。
募金は、口座の利用及び募金箱を設置により行います。
※募金を集める期間、募金箱の設置場所などは
詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。
以上、今必要な事は何かをみんなで考え、
このような結論をださせて頂きました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
(そうまかえる新聞 柚原)