それでは、20日のライブのレポートを。
本当はもっと早く書きたかったのだが、例によって飲み過ぎ、
しばらく廃人となっていたのでした。
まずは一番バッター、南相馬のNeil Young、
Kenjiさん。
いつも関心するのは、彼の音楽は静かに燃えているということ。
歌もギターも抑えるところは抑え(これが自分はなかなかできない)、
そして詞も曲もいいのです。
ブルース好きの日本人は、年齢を重ねるとオリジナル曲は
だんだん酒と泪と男と女な感じになる人が多い中で
Kenjiさんの曲はとてもクールで乾いているのです。
とてもいいステージでした。またご一緒しましょう。
次はメガホンズです。
自分で演奏したので写真はありません、念のため。
最後に南相馬で演奏したのは震災前だったと思うんだけど
よく覚えていない。今回も練習なしのぶっつけ本番。
んー、でもボクもランブリン前田くんも曲が身体に染みついてるからね。
ブランクは感じさせなかったと思う。
もう、1曲目から大盛り上がりでした。
途中、以前は前田くんがボトルネックで弾いていた曲を
マンドリンで弾き始めようとしたので
「あれ?ギターに持ちかえないの?」と聞いたところ
「今日はマンドリンでやります。シカゴスタイルで」
「大丈夫?」なんていう
ぶっつけ本番ならではのやりとりをしつつ
「本当はシナリオどおりだろ」なんという指摘を受けつつ
結果的に気持ちよく演奏できました。
気持ちいいついでにアンコールも2曲演ってしまった。
一応、自分が忘れないよう、セットリストを書いときます。
1.メガホンズのテーマ
2.コーヒーをちょっとだけ
3.Good-Bye Rag
4.最後のワルツ
5.あの頃の僕に
6.モツ
7.わかってください
8.Everyday I Have The Megaphone
〜 アンコール 〜
9.わっかっちゃくれない
10.本物を見た
そして、最後は東京から来た
シュガーケーン・トレイン。
南相馬の前は名古屋で演奏してきたということで
ものすごく場馴れしていて、まず、演奏が上手い。
そしてチョイスするカバー曲がいやらしい(笑)。
実に場末の酒場に合う音楽でした。SHOUTにぴったり。
バンドの入れ替えと、ライブ終了後は
DJ柚原さんがイカした曲をかけてくれていました。
そういう意味では柚原さんのチョイスする曲もいやらしかった(笑)。
おかげで冒頭に書いたように飲み過ぎました。
でも、これだからライブはやめられない。
LIVE=リヴ=生きてるってことっす。
ご来場できなかった人は、次回お会いしましょう。
タカノ