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- 2021.06.29 Tuesday
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商店があり、病院があり、いこいの場があり
道路が整備されていれば、そこは「街」というのだろうか。
ボクはそうは思わない。街の主役は「人」だ。
南相馬市の20km圏内に出されていた避難指示が今日解除された。
JR小高駅にたくさんの人を乗せた始発便が到着し、
7時30分からJR小高駅前で避難指示解除のセレモ二ー、
「南相馬市復興に向けての誓い」が開催された。
あの日から5年4か月。
当時の小学生のほとんどは
別の土地で中学生や高校生になった。
古里に戻ることを夢見ながら亡くなった方もいる。
この間、20km圏内では危険な建物が取り壊され
ライフラインの整備も終わり、
生活圏の除染が終了した。
復興公営住宅が建設され、
いくつかの民間の商店が営業を再開した。
でも、そこは「街」じゃなかった。
避難指示が解除されたからといって
一気に何かが変わるわけじゃない。
昨日と今日、見た目としては
劇的に変わるものなんてない。
でも、一つ言えることは
一度息絶えた「街」に魂が入ったということ。
今日がスタートラインだ。
タカノ
小高駅に入ってきた始発便
野馬追の礼螺(れいがい)が市民を出迎え
コメントありがとうございます。
そう、何事も前を向くことが大事なのですよね。
どのような形でも未来を拓いていくこと。
小高区のこれからを見ていてください。